小さな企業ほどNO.1戦略
早朝より倫理法人会のプロジェクト会議。午前、午後と、クライアント企業へそれぞれ訪問し打ち合わせを行う。
中小企業、中でも従業員30名以下の小さな企業は、まず、どの地域で勝負するかという「地域戦略」を明確にすることから始まる。金沢市内を対象とするのか、石川県なのか、北陸なのか、全国なのか・・・。
これは、この地域でしか商売しないということではない。まずは、決めた地域でNO.1になろうということだ。対象範囲を狭くすればするほどNO.1になれる確立は高くなる。全国的にみても他にはない(もしくは少数の)商品、サービスで勝負できる場合は、インターネットで全国に向けて発信してもかまわないだろう。ただし、そのときは問い合わせや受注に対応できる体制をつくってから、というのが条件となる。
もちろん、どんな商品、サービスで勝負を挑むかという「商品戦略」も重要である。「地域戦略」と「商品戦略」はどちらが先でもかまわない。自社の経営資源と照らし合わせてじっくりと考えていきたいところだ。
また、どんなお客様を喜ばせるのかといった対象を決定し、どのような営業方法をとるのかといった「営業戦略」、そして、ご縁をいただいたお客様との関係を継続するための「顧客維持戦略」も企業の盛衰を決める重要なファクターである。
接近戦(1対1のアナログでの関係づくり)で勝負を挑むか、飛び道具(TVCM、インターネット等での周知)を使った勝負に出るかは、企業規模にもよるが、扱う商品、サービスによっても違ってくる。
経営者や後継者の方とこのような話をしているのがとっても楽しい。目標実現、成功、成長の輪がどんどん広がっているような、そんな感じがする。
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