まずは現在のお客様を喜ばすこと
車で移動中、信号で止まったときにふと横を見ると、ホテルの窓を清掃している作業員の姿が・・・。
よく見ると、知人だった。定年間際で退職し、自分のやりたい事業で起業したがなかなか軌道に乗らず、結局3年経って廃業。「どこか使ってくれるところがあったら働くことにする」と言っていた方だ。
しかし・・・。
道具を放り投げ、タオルをホテルの前の植木に干していく。いかにも「やってられない」といった態度だ。この姿を見たとき、最初は正直同情したが、次の瞬間、事業がうまくいかなかった理由がわかったような気がした。
ホテルの窓拭きでも使命感を持って行うのと、そうでないのとでは明らかに仕事の質が違う。もちろん成果も違ってくるはずだ。
「このホテルを利用するお客様が『なんてきれいな景色なんだ』と感動できるほど曇りのない窓に仕上げていこう。このホテルと一緒にお客様に感動を与えるんだ」
例えばこういう使命感を持って仕事をすると、窓拭きはお客様に感動を提供する仕事となる。
「窓拭きなんて面倒くさい。との程度でいいだろう」
と思って仕事をするのとでは、明らかに仕上がりが違う。
どんな仕事でも見方を変えれば使命感を持って仕事ができる。すると、その仕事で成果を出せるようになる。
現在の仕事は「誰のための」「何のための」仕事なのかを定義してみよう。きっとその仕事なりの使命感が生まれてくるはずだ。
よく、「現在の仕事が嫌だから、自分のやりたいことで起業するんだ」という方がいるが、飯山はそんな起業はお勧めしない。まずは、今の仕事で成果を出すこと。つまりその仕事の”お客様”を喜ばせることが第一である。
今の仕事のお客様(社内の人間も含む)を喜ばすことができなくて、起業してお客様を喜ばすことなんてできるはずがないと思うのだがいかがだろうか。
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