松下幸之助 商売戦術三十カ条
先日、松下資料館に行って来たが、そのとき「マンガでわかる!松下幸之助 商売戦術三十カ条」なる冊子が陳列されていた。「商売戦術三十カ条」は、松下幸之助が語っていた商売に対する考え方をまとめ、昭和11年に松下電器の販売店向け機関誌に記載されたもの。それをマンガで表現してわかりやすく解説されているのがこの冊子である。
例えば、第一条に
商売は世のため、人のための奉仕にして、利益は当然の報酬なり
とある。
どんな商売でも世の中に必要なればこそ、世の人の求めがあってこそ成り立つもの。そしてその求めに応えていくのが商売であり、お店はお客様のためにあるということが書かれている。
70年以上前に書かれたものだが、十分今でも通用する商売の鉄則が並ぶ。いや、通用するというよりも、欧米の商売のやり方が横行している現代だからこそ、日本人ならではの商売のやり方に逆に新鮮味を覚える。商売をされている方は必見である。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント