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フィードバックがコーチングの価値を決める

今日の日経新聞朝刊の「私の苦笑い」というコーナーに、あの料理の鉄人、四川料理の陳 健一氏の記事が載っていた。
四川料理を日本に広めた偉大な父を追い続けて、父が他界後も苦悩していたという。でも妻の「お父さんの真似じゃなく自分の料理のファンを増やせばいいんじゃない」という言葉で、父の呪縛から解き放たれた。まさに妻のコーチングが陳氏に気づきを与えた瞬間だ。

最近、○○認定コーチという肩書きの方が増えてきて様々な形でコーチングが語られているが、最近コーチングが誤解されている節があると思う。コーチングは簡単に言うと”相手の中に答えがある”と信じて質問によってそれを引き出していくスキルだが、相手に考えさせてコーチ側は何も考えないかというとそれは違う。

コーチの質は質問で決まるが、コーチの価値はフィードバックで決まると言われている。つまり「私はこう思います」「私にはこのように見えます(聴こえます)」といった的確なフィードバックがクライアントにとって気づきを生み、価値を見出すものになる。先の陳氏の妻の言葉がまさにこのフィードバックにあたる。相手の言葉に耳を傾け、自分の感じたことをストレートに言ってみる。信頼関係が築かれていればその言葉は相手の中のスイッチを押すことになる。

当然、提案という形でアドバイスもする。特にその分野で専門的な知識や経験を持っている場合など、クライアントの要望に応じて柔軟に対応していくのがコーチの役目である。

コーチはクライアントが希望する場所(ゴール)に辿り着けるようにサポートするのがその使命だ。基本的なスキルはもちろん必要だが、スキルにばかり気をとられていては全く意味がない。結局はゴールまで導けるかどうかがプロコーチの腕の見せ所である。

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