「なぜ」と考えること
「私はこんな仕事(事業)をしていきたい」
「こんなふうになるのが夢です」
と、目を輝かせて語っている。
素晴らしい!
ぜひその夢を叶えて欲しいと願っている。
でも・・・
「なぜそれを成し遂げたいのですか?」
と質問すると、応えられない。
つまり、自分の中で、どうしてもその夢を達成しなければならない理由がないのだ。
これでは高いモチベーションが続くはずがない。夢は単に飾り棚の上に置いてあるだけ。
大抵の場合、この「なぜ」を充分に問わずに、「どうすればいいか」に焦点を当ててしまう。
幹となる「なぜ」を考えずに、枝葉の「どうすればいいか」ばかりに焦点を当ててしまうと、あるとき、目の前で起こる事柄に反応するばかりでちっとも夢に向かって進めていない自分に気がつく。
車も充分な燃料を積まずに走ると途中で止まってしまう。
「なぜ」はこの燃料と同じ。
夢や目標に向かって走るためには、充分な燃料がいる。
特に最初の第一歩を踏み出すときは、大きな力が必要となるので多くの燃料が必要だ。
「なぜやるのか」
「なぜこれが必要なのか」
「なぜこれを成し遂げなくてはならないのか」
面倒だと感じるかもしれないが、これを明確に、そして大きくしている人とそうでない人とでは、夢への到達スピードの差は歴然である。
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