信用保証料の弾力化始まる!中小企業にとっては実質金利引き上げ!?
今年4月から、信用保証協会が保証する際の保証料を弾力化することが決まった。平たく言えば、企業の経営事情(財務状況)に合わせて保証料に格差をつけるというものだ。
この制度は中小企業信用保険法で規定されている。簡単に言えば、融資の際に信用保証協会の保証を受けておけば、企業が債務不履行(返済不能)となったとき、信用保証協会が銀行に全額補填する(代位弁済という)仕組みである。このとき、信用保証協会も中小企業金融公庫の保険部門から6割程度の補填がある。
結局は国のお金を右から左へ動かしているようなものだが、企業の債務不履行が続くと、当然信用保証協会も自己負担が増え自身の経営も厳しくなる。自己防衛せざるを得ない状況になっているということだろう。
しかし、この制度改正は中小企業にしてみたら非常に痛い。
現在、ゼロ金利政策で借入金利は低金利に抑えられているが、実際は信用保証協会を付ける場合がほとんどで、制度融資を借り入れた場合でも、保証料と併せて実質金利が4%くらいにまで跳ね上がってしまう企業も出てくる。
あくまでも中小企業金融施策の一つなのだから、もう少し中小企業の立場で考えてほしいと思うのだが・・・
とにかく自己防衛を図るしかなさそうだ。
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