「○○を楽しむ」から「○○で楽しむ」という発想の転換。どんな企画が生まれるのか
午前中バイクショップ、介護サービス施設を回り、午後から温泉旅館、洋菓子店に伺った。
そのバイクショップでの話。
「バイクに乗ることを楽しんでもらうために、ツーリング企画を年間にいくつも企画しているんです。でも最近の若い人はどうもこういう集まりに参加してくれない傾向にあるみたいなんですよ」
─ でしょうね。最近の若者(とうとうこんな言い回しをする年代になってきたのかな)は、目的意識が明確なんですよ。そこに集まることで何が得られるのかを考える。意味がないと思ったら参加しないですよ。ただ集まって皆で楽しもうというコンセプトではついてこないんですよ。
「はぁ、そうかもしれませんね。う~ん、これからどんなふうにやっていけばいいのかなぁ」
─ いま提案しているのは「バイクを」楽しむことでですよね。たしかにバイクそのもの、つまり走ることを楽しむことはバイクを所有する重要な要素だと思います。でもこれだと”走ること”に終始してしまいます。広がりがないんですよ。
「じゃあ、どうすればいいんですか・・・」
「バイクを」を楽しむんじゃなくて、「バイクで」楽しむという具合に発想を変えてみてはどうだろうか?
つまりバイクで、走ることを楽しむという従来からの発想ではなく、バイクを使って何をするかということ。単なるツーリングじゃなくて、ツーリング自体に目的を持たせる。
例えば、男性だけを対象にした、蕎麦の食べ歩き(走り?)、バーベキュー、隠れ家的旅館の探索、地域の祭りへの参加など。硬派な男祭りといったイメージだ。
そして、お客様への案内も全員に同じものを提案するのではなく、お客様を性別や年齢、ライフシーンなどいろんな切り口で分類して、それぞれに違った提案をしていく。
これは、リレーションシップ・マーケティングだとか、ワン・トゥ・ワン・マーケティングだとか言うそうですが、そんな名称はどうでもいい。お客様に合わせた提案をしていくことが重要。お客様の期待は一つではないので、いろんな角度からの提案をしていかなければならない。要は飽きさせない工夫が必要だということだ。
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コメント
人を動かすためには、目的意識をはっきりさせてあげると良いということなのでしょうか?
私自身、技術を担当する立場から、営業さんに研修の講師をするときがあるのですが、以前は、目的意識を持とうと営業さんに話してきましたが、それ以上具体的なことは何も言ってこなっかたのです。もっと、自分自身が目的意識を持って話すといいのかな?
投稿: たかし | 2006年1月20日 (金) 09時09分
申し訳ありません。ちょっと話の論旨が明確になっていませんでした。混乱させてしまってすいませんでした。
私も以前勤めていた会社で、自分の親父のような年齢のセールスの方々を動かして、自分の担当商品を売ってもらわなければならないという過酷な仕事(マーチャンダイザー)をしていました。同じ部署の人間は皆これまた自分の親父のような経験豊かな人ばかり。20代そこそこの若造にとっては大変な苦労でした。でも、そんな経験が今の仕事にも大いに役立っています。
「人を動かす」というより、相手の立場に立って、「人が動く」のはどんなときかと考えるといいのではないかと思います。人が動くのは、
何かに気づき
将来の自分に希望が持て
それに向かって歩む道筋が見えたとき
ではないでしょうか。
それを描けるように導いてあげる。それを相手に考えてもらうわけです。そのきっかけをつくるための質問を投げかけるわけです。質問の形で投げかけると必ず考えます。そして答えを出そうとします。そして自分で出した答えならやろうとするはず。
営業の方も技術面の知識を持っていたほうが売上が上がるということが明確に描けたら動くと思います。営業の関心はどうやって売上を上げるかですから、その観点から質問していくといいのではないでしょうか。
例えば、クイズ形式で質問を投げかけて理解を深めていくというのはどうでしょうか。そのままセールスにも使えるかもしれません。
投稿: GUTS | 2006年1月20日 (金) 21時55分