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改革会議をどれだけ重ねても、本音のない議論では改革はままならない

今日も一日、商工会改革プロジェクト会議があった。10時から17時までの長丁場だ。

現在、石川県の商工会は次に掲げたミッション、ビジョンの達成に向けた取り組みを行っていこうと考えている。

ミッション:地域企業の成長を支援する
ビジョン:一番身近な経営パートナーになる

このビジョンを達成するため、バランス・スコアカードのフレームワークを使い、戦略シナリオづくりを終え、具体的な取り組みまで落とし込んでいった。

まだ、各項目の目標設定とその目標を達成するためのアクションプランまでは落とし込めていないが、とりあえずの形づくりを終えた格好だ。あとは、再来週に開催される商工会等事業推進研究会にて承認されることを願うだけだ。

しかし、未だに腑に落ちないことがある。

”本音”が出ていないような気がするのだ。まだ建前で議論している気がしてならない。ここまでこのメンバーで7回の会議を重ねてきたが、まだ”本音”に辿り着いていない。

”本音”とは何か。

それは、「職員のための商工会」という視点だ。

な、なにを血迷ったことを言ってるんだ!
というお叱りを受けるかもしれないが、これが職員としての”本音”ではないのか。

商工会は我々職員の働く場である。ある意味職員主導で動いているのだ。それを裏付けるように、現在こうやって職員の手で商工会の今後の方向性を検討しているではないか。

それを、役員など事業者のみですべてを決めていってくれといったら、すぐに商工会は消滅するかもしれない。事業者もそんな議論をしているヒマがないからだ。自分の会社の経営に忙しいのだ。

私も商工会のボランティア活動に精を出す暇があれば、自分の会社のビジョンを描き、目標を立てて実践して欲しいと願っている。事業を成長させ、税金を納め、雇用を創出する、そのほうがよっぽど地域貢献になると思うのだが・・・

ちょっと話が逸れたが、要するに、我々職員の「働く場を確保するためにどうするか」という視点がいるのではないかと思う。

これが”本音”だろう。

それを、やれ会長だ役員だと、さも職員では何もできないというような、責任転嫁ともとれるような発言をする人がいる。

それはあくまで建前の話だ。すべては働く場を確保するためだことだということをしっかり認識すれば、地域の事業者にどんなサービスを提供して満足を得るかということに集中して考えられるはずだ。さもなくば職場を失うからだ。県もただ補助金(人件費)を出してくれているわけではない。地域事業者の経営支援のために人件費を出してくれているのだ。

”本音”の議論がないところに、本気で取り組もうという意欲が湧いてくるはずがない。

とにかく本音で語ることが必要だ。banner_03


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コメント

GUTSさん、こんばんわ。
今日も「我が意を得たり」と独りうなずいています(笑)。
こちらの会議でもご指摘の「本音」はタブー視されており、3人の子供抱えた私が生活賭けて発言しては、白い目で見られています。
役員さんの白い目には耐えられるのですが、職員でも「会員不在」と履き違えている方がおられ、非常に残念です。
「自分の職場の存亡」がかかっている訳で、生き残るためには、会員に必要とされなければならない訳で、
職場を守る事と会員重視とは、視点が違うだけでゴールは同じと思うのですが・・・。
どうも「決断を他人任せ」にしたい・・・そんな想いが見え隠れしている気がします。

投稿: 事務屋 | 2006年1月21日 (土) 01時02分

ワッ!直球ですね。
思わずフタで塞ぎたくなるような(笑)

そう...自分とキチンと結びつけておかないと・・困難があると乗り越えられないゾ!ですよね。

昔々、村おこしブーム?のとき講師から言われました。村おこしはネ・・自分の生業(なりわい)と結び付けてないとダメ・・それなくしても生活ができるのでは本気になれないし障害に負けるよ....と...

商工会の生き残りは自己保身!・・こういう方に私は言いました。それなら・・日産のゴーンさんは自己保身だよ・・再建ないなら解雇だからね・・保身のために再建するのかどちらが先なのか...と..

Win-Winですよね。
自己保身はWin-Los・・自分はよいけれど、誰かがそのために損する・・これは成り立たないもの...

投稿: | 2006年1月21日 (土) 01時25分

事務屋さん

そうなんです。結局、最終的には誰も責任をとらない組織ですからね。自分の身は自分で守るしかないという感じですね。

────

GOさん

直球勝負が信条なもんで・・・(^^;
経営者や後継者の方々しながら、自分も成長できる。こんないい仕事はないと思うんですがね・・・
やはりWin-Winですよね。

投稿: GUTS | 2006年1月21日 (土) 18時11分

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