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ミッションは?

とんでもないことが起きてしまいましたね。とんでもないことというのは建築士の構造計算書偽造問題のことです。特に耐震に関するコメントが目を惹いていますが、経営理念(ミッション)にも通じるものがあります。

日経新聞の18日の夕刊記事

姉歯建築設計事務所を経営する姉歯秀次一級建築士(48)は十八日、市川市の事務所前で報道陣に「マンション施工業界からのコスト削減のプレッシャーがあった。検査機関のチェックが甘く、偽造を繰り返し、一カ月前までやっていた」と説明した。検査を請け負った「イーホームズ」は「審査業務は適切に行っており、我々に問題があるとは思っていない」とコメントしている。

どっちもどっちという気がしますがいかがでしょうか。
結局は責任のなすり合いをしているようなもの。自分を守ることしか考えていません。肝心の入居者への配慮には全く触れられていません。

経済性ばかりを追求して社会的な責任を忘れてしまってたんですね。建築士の遵守する法令の中に建築基準法や建築士法などがありますが、その中で新耐震基準なるものがあるようです。新耐震基準の目標は地震によって建物がこわれないようにすることではなく「建物を使う人の安全を確保する」ということです。

つまり、建築に携わる方々のミッションはきれいでかっこいい建物をつくることではなく、ましてや安い建物をつくることでもない。安全かつ安心して使用できる建築物を提供することが第一前提でありミッションのはずです。このミッションを忘れて経済競争のみに陥ったつけが回ってきましたね。

「お客様の満足ために」とお題目のように掲げている企業は多いですが、そのために我々は何をすべきなのか、どう行動するのかという視点が欠けていることがあります。これでは従業員は動けません。当然お客さんにも全く伝わっていません。

できればもう一歩踏み込んで”どんな”満足を提供していくのかを考えてほしいです。今回の例で言えば「安全で安心な暮らし」という満足を提供していくという視点がなかったということでしょう。建築に携わった業者の方も含めてですね。現場で工事している立場であればなおさら気づくはずです。これじゃやばいと・・・。
しかし、仕事をもらっている関係上わかっていても見てみぬふりをするしかない。こんなことはあると思います。
でもここでもう一度考えてみて下さい。我々のミッションは何かを・・・。

mil46044-s お金はたしかに大切なものです。事業をしている以上稼ぐことが必要です。しかし、人としてお金よりも大切なものは見失わないようにしたいですね。今回の事件ではそんなことを考えさせられました。でもこれってお金をいっぱい稼いだ人が言う台詞だよね(^^;

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