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少人数私募債(3)

今度は、実際に少人数私募債を発行するにはどんな手続きが必要なのでしょうか。簡単に列挙してみます。

1.取締役会で決議する
組織の小さな中小企業においては問題ないですね。議事録を作成すればクリアできます。

2.募集要項をまとめる
募集金額の決定や利子をいくらにするのか、何年後の償還にするかなどをあらかじめ決めておきます。

3.社債申込証を作成し、受付を行う
配布する社債申込証には記載しなければならない事項があります。それらを記載し、社債申込証を作成し受け付けます。

4.引き受け者の審査・確定
特定の縁故者を勧誘するわけですが、時として知らない人物が名乗り出てくることもあります。その場合は慎重に審査する必要があります。非協力的な人であれば後々のトラブルを避けるためにも丁寧に断ることも大事です。購入者が決定したら発行総額を決定します。もし募集金額に達しない場合は、実際に集まった金額を発行総額とする旨を募集要項や社債申込証に記載しておけば問題ありません。上回った場合も同様です。

5.募集決定通知書を作成し購入者へ送付する

6.募集決定通知書に基づいて申込者に入金してもらう

7.社債申込証払込金預り証を発行する

8.社債券を発行する(社債台帳の作成)
少人数私募債は社債券を発行しなくてもかまわないことになっていますので、社債台帳を作成して記録しておけばOKです。

発行にかかる手続きはざっとこんな感じです。
あとは、毎年利息の支払い時に「利札」を発行してそれと引き換えに利息を支払います。そして満期日が到来したら元金を返済します。
ここで万が一返済が不可能となれば、必要に応じて借り換えまたは一部買取の手続きをとることになります。

以上、少人数私募債について簡単に解説してきましたが、各種書類の様式などもっと詳しく知りたいという方は、下記の本を参考にされるといいと思います。

4502586900 成功する少人数私募債の発行実務―事業計画が決め手
少人数私募債は社債を引き受ける側に立てば、信頼関係もさることながらその企業の将来に投資することになるため、ビジネスプラン=事業計画が決め手となります。本書は少人数私募債について豊富なイラストでわかりやすく解説するとともに、ポイントとなる事業計画の策定についても触れています。

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