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ロック魂

ロックスピリットの祭典が来年3月に横浜で開催されるという。ミナロさんのブログ【ミナログ】製造業社長の逆襲で紹介されていました。このイベントに先立ってフリーペーパーが配布されているがそのタイトルがまたカッコいい

ごまかしはいらない。
ロック魂を継承する街。ROCKSTYLE06

しかも、なんとこのフリーペーパーにミナロさんが紹介されているという。横浜でロックな会社=ミナロということだ。

ロックな会社といってもピンとこない。しかしロック魂とは何かを知るとなるほどと思うかもしれない。ミナロさんのブログでは、

正直に生きる。
一生懸命にやる。
ごまかしはしない。

と紹介されている。

カッコいいじゃないですか。

「ロック」という言葉に対する見方がこれでガラッと変わる。ロックな生き方をしてみたいと素直に思った。

当ブログで前にも取り上げましたが、「何で」覚えられたいかということが小さな会社では大切なマーケティング要素です。

本当はこの「何で」を決めないといけないわけですが、結局は普段の姿勢や主張が明快かどうかです。最初から決められなくても一貫して同じような姿勢で、同じような主張を繰り返していれば、今回のミナロさんのように、どこかで「○○ならここだよ」と推してくれるかもしれない。そこで初めてそんな風に思われているのか、と気づかされることもあるでしょう。

かく言う私も自分の中で「何で」=USP(Unique Selling Proposition)が確立されていません。やっぱり自分一人ではなかなか気づかないものなんです。
そんなこともあってブログを書いていくことにしました。毎日書いていることで、後から見返すと同じような姿勢、同じような主張を繰り返しているということに気づき、自分のUSPが確立されるかもしれないと思ったからです。でも今のところはまだまだ道半ばというところでしょうか。

Logo01ロックスピリットの祭典かぁ。いいですね。どんなイベントがあるんだろう。個性豊かな人やモノの紹介があるんでしょうね。ロック魂ってある意味「個性」を前面に出した感じでしょうか。経営やマーケティングの本に書いてあるようなUSPという概念ではなくて、「個性」といえばビビっとこないですかね。横浜ですか。ちょっと遠いなぁ。う~ん仕事かなんかで都合つかないかな。

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少人数私募債(3)

今度は、実際に少人数私募債を発行するにはどんな手続きが必要なのでしょうか。簡単に列挙してみます。

1.取締役会で決議する
組織の小さな中小企業においては問題ないですね。議事録を作成すればクリアできます。

2.募集要項をまとめる
募集金額の決定や利子をいくらにするのか、何年後の償還にするかなどをあらかじめ決めておきます。

3.社債申込証を作成し、受付を行う
配布する社債申込証には記載しなければならない事項があります。それらを記載し、社債申込証を作成し受け付けます。

4.引き受け者の審査・確定
特定の縁故者を勧誘するわけですが、時として知らない人物が名乗り出てくることもあります。その場合は慎重に審査する必要があります。非協力的な人であれば後々のトラブルを避けるためにも丁寧に断ることも大事です。購入者が決定したら発行総額を決定します。もし募集金額に達しない場合は、実際に集まった金額を発行総額とする旨を募集要項や社債申込証に記載しておけば問題ありません。上回った場合も同様です。

5.募集決定通知書を作成し購入者へ送付する

6.募集決定通知書に基づいて申込者に入金してもらう

7.社債申込証払込金預り証を発行する

8.社債券を発行する(社債台帳の作成)
少人数私募債は社債券を発行しなくてもかまわないことになっていますので、社債台帳を作成して記録しておけばOKです。

発行にかかる手続きはざっとこんな感じです。
あとは、毎年利息の支払い時に「利札」を発行してそれと引き換えに利息を支払います。そして満期日が到来したら元金を返済します。
ここで万が一返済が不可能となれば、必要に応じて借り換えまたは一部買取の手続きをとることになります。

以上、少人数私募債について簡単に解説してきましたが、各種書類の様式などもっと詳しく知りたいという方は、下記の本を参考にされるといいと思います。

4502586900 成功する少人数私募債の発行実務―事業計画が決め手
少人数私募債は社債を引き受ける側に立てば、信頼関係もさることながらその企業の将来に投資することになるため、ビジネスプラン=事業計画が決め手となります。本書は少人数私募債について豊富なイラストでわかりやすく解説するとともに、ポイントとなる事業計画の策定についても触れています。

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少人数私募債(2)

少人数私募債を活用するメリットってなんでしょうか。以下のようにまとめてみましたので参考にして下さい。

償還期間の心配は無用
募集を縁故者に限っていますので、社債権者となる方々は自分たちの資金で企業を守り育てようという気持ちが強いはず。なので償還期限が到来しても必ずしも返済しなければならないわけでもありません。借り換えも可能なのです。

らくらく後払い
借入金は当然ながら毎月の元金返済及び利息の支払いが生じます。しかし私募債は、元金を償還時まで返済する必要がありません。利息も半年または1年後に支払うことを決めればいいわけです。

利息は損金扱い
社債の利息は株式の配当と違って損金になるので有利ですね。

担保が不要
社債権者は企業を良く知っている縁故者であり、ビジョンや経営計画に出資しているわけです。法的にも担保の必要はありません。

財務内容の公開義務がない
証券取引法では、発行総額5億円未満の社債発行については、発行会社の財務内容の開示を求めていません。なので財務内容を開示する必要性はありません。しかしその分信頼関係が重要な要素となります。

税務上のトラブル防止
企業の資金を社長など役員から調達した場合、税法上、支払利息の不透明性が問題となるケースが多いようです。役員借入金を社債に切り替えることでこういったトラブルも回避できます。
ちなみに役員借入金を資本金に切り替えるという手もありますが、実際に現金を銀行に1日も保管せずに議事録だけで資本金に切り替えられるのは500万円が限度だということです。

銀行の格付けが上がる
仕入先や取引先の上場企業などが社債の大口の払い込みに応じてくれるなどの場合、銀行に対する信用力向上につながったという事例もあるようです。

面倒な届出などが不要
特に関係各所への届出も必要なく、通常の社債募集にかかる社債管理会社を置く必要もありません。

購入者もチャンス
少人数私募債は、社債購入者にとっても有利な金融商品といえるでしょう。銀行に預けておいても1年定期だと1%の金利がつけば良いほうです。しかし社債であれば3%~5%くらいは見込めます。もちろん金利は発行者が決めることですが、信頼できる経営者であれば比較的リスクの少ない金融商品といえるのではないでしょうか。

こんなにメリットの多い社債を活用しない手はありません。まずはビジョンを明確にしてビジョンに向けた経営計画を策定してみましょう。

051128-044402 昨日ゴルフコンペを初体験。朝、雨が降り雷が鳴る最悪のコンディションでしたが、徐々に天気は回復し晴れ間も見えるようになり気持ちよくプレーすることができました。ドライバーで真っ直ぐ飛んだとき、パットで長い距離をカップインさせたときは結構気持ちいいもんですね。結局ハンディキャップが功を奏しなんと3位に。え~っ俺なんか賞品貰ってもいいの?えっ!?スコアはどれだけかって?それは恥ずかしくて言えません(^^;

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少人数私募債(1)

先日せっかくセミナーに出席して勉強してきたんで、自分の知識の整理も兼ねて、今話題になっている少人数私募債について解説してみたいと思います。

少人数私募債をごくごく簡単に説明すると、

株式会社(新会社法施行後は現在の有限会社も対象)が

1億円まで

資金調達できる仕組みのことです。

ってこれだけじゃわからないですよね(^^;

では具体的にどうやって1億円を調達するのかと言いますと、

50人未満

縁故者に限定して

社債(債券)を発行し

この社債を購入してもらう

ことで資金を調達します。

社債を発行するわけですから、一口あたりの発行価格を決めなくてはいけません。ここで気をつけなくてはいけないのが、発行総数が50口未満でなければならないということです。ですから一口あたりの発行価格は、発行総額を50で割った額を上回ることが必要になります。

例えば、5,000万円調達しようとする場合、

一口あたりの発行価格 = 5,000万円 ÷ 50口

となり、一口あたりの発行価格は100万円を上回る価格に設定すればよいということになります。

もうひとつのポイントは、購入者の募集は縁故者に限り、しかも直接募集することが必要になることです。

社債を購入する縁故者は、役員の家族、社員、社員の家族、取引先など、企業に関与する方々に限定されます。なので企業=経営者の信頼がすべてです。

したがって、ビジネスプラン経営計画など企業の将来のシナリオを描いて、社債購入者に説明できなくてはいけません。社債を購入してもらうということは、企業の将来に投資してもらうということです。ですから経営者は明確なビジョンを持つことが必要になってきます。

ビジョンのない企業=経営者には誰も投資してくれないことは明白でしょう。規模の大小問わず、これからの経営者は明確なビジョンを持って下さいね。

051126-173906 先月の健康診断の結果所見が入っていた項目があったんで大学病院で診てもらいましたが、特に異常はないとのこと。よかったぁ~(^^)
でも病院ってほんとよく待たせますよね。結局すべて終了するのに5時間くらいかかってしまいました。病院の1階にある吹き抜けのスペースにクリスマスツリーが飾られてあり、親子連れがツリーの前で写真を撮っていました。その微笑ましい光景に、待たされているイライラを少し忘れシャッターをきりました。

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間接金融から直接金融へ

間接金融とは、預金者から銀行に預けられた資金を、銀行の判断で企業などに貸し付けて資金を融通させる仕組みのこと。銀行が間に入ることで間接という表現を用いています。

これに対して直接金融とは、投資家の資金が直接企業へ流れる仕組みのこと。企業が株式や債券を発行して投資家に買ってもらうことで資金調達を行います。

日本では間接金融の比率が高く、特に中小企業の資金調達の際にはこの間接金融に頼っているのが現状です。つまり資金調達の方法がほとんど銀行など金融機関からの融資に限られているといえるでしょう。

しかし金融システムの変化に伴って、従来のように不動産担保がある、保証人(人的担保)がいるといった「担保主義」では貸出しが困難となり、企業の財務状態及び経営者の資質を重視した貸出し姿勢に変わってきました。

それもこれも企業の維持力が低下していることに起因していると考えられます。倒産などによる貸し倒れリスクを回避するために銀行側も必死です。このような状況下において、中小企業がいつまでも間接金融のみに頼っていては企業の体質改善に支障をきたす恐れがあります。

もちろん売上高、利益率を向上させ収益性を高めることで体質改善を図ることは重要です。しかし売上を向上させるにも設備の導入や従業員の雇用、プロモーション(販促)活動などには資金が必要です。現実には資金繰りを円滑にするため外部からの資金調達に頼らざるを得ないことも多いのではないでしょうか。

新会社法の制定に伴って株式会社しか認められてない少人数私募債の発行が有限会社(厳密にいうと法施行後は「特例有限会社」となる)にも認められることになります。このように中小企業における直接金融の仕組みが整備され資金調達の選択肢が広がりました。

明日からこの少人数私募債について解説していきますね。

4413007921 図解 山田真哉の 結構使える! つまみ食い「新会社法」
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」「女子大生会計士の事件簿」で有名な山田真哉氏が新会社法の本を出版しました。図解でわかりやすく解説されており、「小難しい本はいや!」という方でも理解しやすくなっています。ちょっとつまみ食い的なところもありますが、新会社法をざっと理解したい方にはピッタリだと思います。

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裁判所から届きました

裁判所からこんなものが届いたんですが、どうしたらいいんでしょうか」

こう言いながらT鉄工の奥さんが事務所に駆け込んできた。

─ まぁ、落ち着いて下さい奥さん。どうされたんですか?

「裁判所から請求書が届いたんです。取引先が民事再生法の申請をしたんです。そしてウチの会社に対する売掛金を支払えと言ってきてるんですよ。でもウチも実はこの取引先に売掛金を抱えているんで相殺したいんですけど…、こんなことはできるんですか?」

─ そうですねぇ…。この請求書は管財人の弁護士がその取引先の債権、つまり売掛金をとにかく回収しようとしているんです。そして回収したお金を今度は債務の支払いに当てていくんですが、民事再生法の申請をしているわけですから、当然すべての支払ができるわけではありません。ここまではいいですか?

「ええ、わかります」

─ ということは、言葉は悪いですが回収できるものは回収して、あとは支払える分だけ支払おうということです。極端に言うと管財人である弁護士の報酬も含まれてますからね。弁護士は先に自分の取り分を取ってから残りを分配しますので、この請求書どおりに支払うと奥さんが損をすることになりかねません。

「では、どうしたらいいのでしょう」

─ 民事再生法の申請がなされているので直接その取引先に連絡を取るわけにはいきませんから、管財人である弁護士と話し合いするしかなさそうです。

「そうですか。わかりました。連絡をとってみます」

─ がんばって下さいね。

「はい、ありがとうございます」

突然、裁判所から請求書が届くとほとんどの方はビックリしてしまってすぐ支払ってしまうことがある。しかし今回のように取引先の倒産による債権(売掛金)の回収の場合は、一度管財人である弁護士によく事情を聞くことをお勧めする。その際相手は自分の都合しか考えていないので、こちらの事情もしっかりと伝えることも忘れずに。

051124-222711 昨日帰宅したらテーブルの上にミスドの箱が置いてありました。甘い物好きな私は早速いただくことに。時計の針は21時を回っています。「こんな時間にこんなものを食べてはいけない。だめだ。明日にしよう」と思いながらも小腹が空いていた私は我慢できずに2つも食べてしまいました。お腹は満たしても心に後悔の念が・・・。

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コーチングしていて

コーチングってある意味クライアントを丸裸にしていくことだとつくづく思います。丸裸にするのは目に見える姿ではなく目に見えないです。

質問しながら、クライアントの心の奥に潜んでいる”何か”を掘り当てていきます。それは悩みだったり、本当にやりたいことだったり、できない理由だったりします。発せられる言葉の奥にはその言葉と裏腹な気持ちがあったりします。

本当にそう思っているのか、本当にそうしたいのか…

クライアント自身も気づいていない本心を掘り当てたとき、表情が変わります。ほとんどの方は「パッと顔色が明るくなります」そうしたら、あとはゴールを設定して走るだけです。私の役目は走り出せるように背中を押してあげることです。

クライアントを丸裸にする以上僕自身も丸裸になります。
やはり本音で向き合うことが一番です。いろいろ経験してくると、この人は本音で話しているのか、建前で話しているのかがわかるようになってきました。人に対する洞察力が磨かれたんでしょうかねぇ。

皆さん本音の付き合いをしていきましょう!

051124-061335 先日、中小企業における直接金融に関するセミナーを受講してきました。直接金融とは、株式や社債を発行して直接投資家などなら資金を調達する方法です。これに対して間接金融とは、銀行に預金されたお金を銀行が企業に貸し付けることで、資金の「貸し手」と「借り手」の間に銀行を介している場合をいいます。中小企業の資金調達も選択肢が広がってきました。詳しくは後日記事で取りあげます。

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実は経営者のこと

企業は人なり

この言葉を良く目にしたり聞いたりしますよね。
私自身もそう思ってコンサルティングやコーチングを行っています。

ただ、多くの経営者の方はこの言葉の本当の意味を理解していないのではないでしょうか。「人なり」とは従業員のことだと勘違いされている経営者の方がなんと多いことか…。

小さな企業の場合どう考えても経営者が企業の盛衰を決めます。経営者はトップセールスマン、またはトップエンジニアでなくてはなりません。その上でマネジメント能力も養わなくてはいけない。

つまり「人なり」とは、まずは経営者自身なんです。
経営者自らが仕事や生活において従業員の手本となるように行動をとらなくてはいけないと思うんです。
ご存知ですか?従業員は社長の姿を見て行動をマネることを。

「もう少し能力のある従業員がほしい」
「従業員のレベルアップを図りたい」

こんな相談を受ける度に私はこんな話をさせていただきます。

「優秀な従業員が欲しければ、従業員にレベルアップして欲しければ、まずは経営者自らレベルアップに努めなければいけませんよ」

経営者自身が成長しようと努力することで、自然と同じような人(取引先、従業員)が集まって来るんですよね。

051123-073041 昨日、金沢駅前のホテルに行くと、吹き抜けロビーに巨大なクリスマスツリーが登場していました。まだ全く意識していなかったのですが、そういえば今はもう11月の下旬。今年もあと40日弱なんですね。そろそろ今年の反省と来年に向けたアクションプランを検討していかなければなりませんね。

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ミッションは?

とんでもないことが起きてしまいましたね。とんでもないことというのは建築士の構造計算書偽造問題のことです。特に耐震に関するコメントが目を惹いていますが、経営理念(ミッション)にも通じるものがあります。

日経新聞の18日の夕刊記事

姉歯建築設計事務所を経営する姉歯秀次一級建築士(48)は十八日、市川市の事務所前で報道陣に「マンション施工業界からのコスト削減のプレッシャーがあった。検査機関のチェックが甘く、偽造を繰り返し、一カ月前までやっていた」と説明した。検査を請け負った「イーホームズ」は「審査業務は適切に行っており、我々に問題があるとは思っていない」とコメントしている。

どっちもどっちという気がしますがいかがでしょうか。
結局は責任のなすり合いをしているようなもの。自分を守ることしか考えていません。肝心の入居者への配慮には全く触れられていません。

経済性ばかりを追求して社会的な責任を忘れてしまってたんですね。建築士の遵守する法令の中に建築基準法や建築士法などがありますが、その中で新耐震基準なるものがあるようです。新耐震基準の目標は地震によって建物がこわれないようにすることではなく「建物を使う人の安全を確保する」ということです。

つまり、建築に携わる方々のミッションはきれいでかっこいい建物をつくることではなく、ましてや安い建物をつくることでもない。安全かつ安心して使用できる建築物を提供することが第一前提でありミッションのはずです。このミッションを忘れて経済競争のみに陥ったつけが回ってきましたね。

「お客様の満足ために」とお題目のように掲げている企業は多いですが、そのために我々は何をすべきなのか、どう行動するのかという視点が欠けていることがあります。これでは従業員は動けません。当然お客さんにも全く伝わっていません。

できればもう一歩踏み込んで”どんな”満足を提供していくのかを考えてほしいです。今回の例で言えば「安全で安心な暮らし」という満足を提供していくという視点がなかったということでしょう。建築に携わった業者の方も含めてですね。現場で工事している立場であればなおさら気づくはずです。これじゃやばいと・・・。
しかし、仕事をもらっている関係上わかっていても見てみぬふりをするしかない。こんなことはあると思います。
でもここでもう一度考えてみて下さい。我々のミッションは何かを・・・。

mil46044-s お金はたしかに大切なものです。事業をしている以上稼ぐことが必要です。しかし、人としてお金よりも大切なものは見失わないようにしたいですね。今回の事件ではそんなことを考えさせられました。でもこれってお金をいっぱい稼いだ人が言う台詞だよね(^^;

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理屈じゃない

従業員が定着しないと嘆いている菓子製造業のY社長。

「なんで、できないんや」
「もっと考えて仕事せーよ」

なかなか戦力にならない従業員を叱り飛ばしています。Y社長も焦っていたんでしょうね。会社のマネジメントは当然ながら、公職も増え、家庭においてもまだ子供が小さいため何かと気の休まらない日々が続いているのが原因のようです。
従業員に対しては、ただ単に仕事さえこなしてくれればいいという考えで、あれしてくれこれしてくれと要求ばかり言っていました。

雇っているんだから当たり前・・・

こんな気持ちで接していたとこにY社長も気がつきました。人間はロボットじゃありません。感情を持っています。そして人間は理屈じゃなくて感情で動きます。

好きか嫌いか
やりたいかやりたくないか

瞬間的にこのように判断しているんですね。たしかに、仕事がきつかったこともあるでしょう。しかし、辞めた方々ははっきり言って、「こんな社長の下では働けない」という感情を抱いたんだと思います。

雇う側と雇われる側。立場が違いますが、お客様によりおいしいお菓子を食べていただいて幸せな気持ちになってほしいという共通の想いの下で仕事をしている仲間なんです。

従業員を尊重するという姿勢が必要です。従業員も認めてほしいんです。そりゃあ社長と同じ仕事ができるはずがありません。要求することの半分ができれば上等じゃないですか。

「よくやったね」
「だんだん上手になってきたね」

こんな言葉をかけてあげるだけでやる気がでます。生産性向上のカギはそこで働く人が握っています。だからやる気がでるようにマネジメントしていくことが必要です。

マネジメントというと管理するようなイメージを持つかもしれませんが、決して管理するということではありません。マネジメントとは目的が達成できるようにすべてを動かすことです。そしてマネジメントすべきはほとんどの場合「ひと」に関することです。

やっぱり企業は人なりですね。

collaborative_15_b 昨日はボジョレ・ヌーボーの解禁日。何でも今年はボジョレ地方の気候が良くて最高の出来なんだとか。私はワインをたしなむ習慣はないのですが、毎年この時期になるとワインを飲んでみたくなりますね。ボジョレ・ヌーボー入りの温泉を楽しめるところもあるとか。皮膚からワインが吸収されて酔っぱらったりしないんでしょうか 。

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ファイヤーッ!

「○○銀行の担当者がしつこいくらいに来てるんですよ」

と木材加工業S社のS社長。○○銀行とは都市銀行のことです。思いもよらないところからのコンタクトに少々困惑気味ながらまんざらでもない様子。

「なんとか私共と取引していただけないでしょうか。(金利)3%ではいかがですか?」

と具体的に金利の提示まで出てきている。もちろんプロパ融資の金利です。県や市の制度融資、または国の制度融資(国金、中小公庫など)だと現在1%後半なので、非常に優遇された金利設定だと感じました。

地方銀行や信用金庫など地域の金融機関の場合、中小企業へのプロパ融資となると4%くらいは当たり前。高ければ6%くらいまで上昇する。これはすべてスコアリングで判断されるんですね。これではただでさえ収益性が落ち込んでいるところにもってきて、さらに収益性を悪化させることになってしまいますので借りたいとは思わないですよね。

ですから、大抵の金融機関は低利の制度融資で借入実績をつくって、その後プロパ融資も交えて自行の収益性の確保を図ろうとしています。きっかけは制度融資という場合が多いですね。

しかし、今回都市銀行は最初からプロパ資金での取引を持ちかけてきています。これは都市銀行と付き合うという、ある意味ステータスにお金(金利)を払いませんか?ということだと解釈しました。

当然S社も今後大手との取引を増やしていくようになれば、都市銀行の口座を持っていたほうが都合のいいこともあるでしょう。なぜ都市銀行がこんな好条件で取引を持ちかけてくるのか・・・。

当然企業の財務内容がいいからに決まってます。S社は3期連続黒字売上高は過去10数年前年を下回ったことがない債務超過も今期で解消と良いこと尽くめ。しかもこの増収増益基調は今後も続くとなれば金融機関は放っておきませんよね。

S社は更なる改善で収益の拡大を図るべく精進しています。私もずっと関与させていただいていますので、私自身も成長させていただいたと感謝しています。

今日親しいコンサルタントの方と話をしていたのですが、ふとした話から「前々から思っていたけど飯山さんは情熱溢れるって感じだよねぇ。ファイヤーッ!て感じ」って言われました。この企業、経営者(後継者)を何とかしたいという一心で情熱を傾けることしか取り柄がないのですが、改めて言われるとある意味私のセルフイメージは「ファイヤーマン」なのかなと。ファイヤーマン飯山は今日もがんばります!

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事業計画に意思を

事業計画書を見てみると、大体は売上高が右肩上がりになっています。何か新規事業を始めるのかと聞いてみるとそんな予定もない。じゃあ何がプラスになるのかという質問にも答えられない。となればこの事業計画自体の信憑性は限りなく低いとしか言うようがないですね。

「2、3ヶ月くらい様子を見させて欲しい」

国金(国民生活金融公庫)の担当者にこう言われて融資を先延ばしにされたという。これは先延ばしにされたのではありません。はっきり言って融資を断られたんです。

「事業計画を作成して見せて欲しいというので、会計事務所に頼んで作成してもらったんですが・・・」

あ~あ、こりゃダメですね。
会計事務所に頼んだことがいけないと言っているわけではありません。自分の会社のことなのに他人に任せっぱなしになっていて全くチェックしていなんです。

「なんでこの数字が出てきたんですか?」

と担当者に質問されて答えられなかったらしい。そりゃあ作成に関与していないことくらい国金だって気づきますよ。融資を断られても仕方がないですね。

数字が苦手だといって大切な事業計画の作成を他人任せになっていませんか?

もちろん作成自体は会計事務所等に依頼しても構いません。しかし売上の裏づけや、経費など経営者の意思決定がどれだけ反映されているかが事業計画の信憑性に影響を及ぼします。

常に一緒に考えてくれるパートナーを見つけておくといいですね。

051115-210352 昨日はとても冷え込んで寒い1日となりましたが、がんばって2回目のゴルフ練習に出かけました。結構いい感触を残すことができましたが、打球は右へ左へ気持ちよく曲がります(^^;
このままコースにでても大丈夫なのだろうか。とっても不安・・・。コンペ当日まで後何回練習できるのかなぁ。

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安定してる?

ある士業の事務所に伺いました。お客様が仕事を依頼している先で、お客様の状況について話を聞くのが目的でした。しかし話はお客様のことよりも、今後の士業を取り巻く環境についての話で盛り上がりました。

税理士、社会保険労務士事務所などは法人化が認められたことで、大型化、広域化する傾向にあると言います。

「我々のような小さな事務所は大型化の波に吸収されるか、独自性を発揮して踏ん張るか、二つに一つですよ」

と所長さんは言う。

─ こちらの事務所ではどの方向に行かれるのですか?
「こんなふうに面と向かって質問されたことがないから、ちゃんと考えてなかったんですが・・・。う~ん、別に吸収されてもいいといい気はしますが・・・、ちゃんと話を聞いた上でですけどね。でもやはり独自性を出していきたいですね」
─ もしよろしければ具体的に教えていただけますか?
「○○の分野ですね。ここに経営資源を集中させてこの分野では負けないようになりたいです。そのためにまだまだ越えなくてはいけない壁が多いですが・・・」
─ さすがですね。ビジョンが明確になっている。超えなくてはいけない壁もわかっていらっしゃるようで。これからが楽しみですね。
「この分野に特化することで、『○○のことならいい事務所を知ってるよ』と紹介してくれるケースも出てきています」
─ それは素晴らしい!特定分野に絞り込むことで専門性が明確になっているからお客様に選ばれているんですね。

皆さんが”先生”と呼んで、安定している仕事だと思っている士業の方々も競争の中に身を置いて自分の存在意義を見出そうともがいています。

いったい安定って何なんでしょうね
今の世の中、安定が保証されている世界ってあるんでしょうか。

051114-212250 口が寂しくなったり、資料を作成しているとき、考えごとをしているときなどいつも傍に置いてお世話になっているのがボトルガム。最近はチョコレートのボトルもありますがやっぱりガムですね。リフレッシュできるし、噛むことで脳を刺激してヒラメキを生むことも。でも最近ちょっと歯が痛むような・・・

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自ら答えを見つけよう

経営に正解はありません。「これが正解だ」というような成功本が巷に溢れているためあたかも正解が存在するかのように感じられますが、実際にはそれはその著者にとっての成功物語なんです。

私達は自らの成功物語をつくり出さなければならないですよね。そして私は中小企業の経営者の成功物語をプロデュースしている立場です。しかし実際に自分(自社)のあるべき姿を考え抜いて、その実現のために行動するのは経営者自身です。

結局、成功するかしないかは『行動するかしないか』で決まります。本質的に人は他人から言われて行動したいとは思っていない。しかし自ら考え抜いて納得した答えがあれば行動に移しやすいのではないでしょうか。

「考えるのが面倒だ」
「とにかく教えてくれればいい。そのとおりやるから」

という経営者はコンサルタントの餌食になりやすい。自ら答えを見つけ出そうという意欲のない経営者の下で働いている従業員は不幸ですね。即刻会社をたたんでサラリーマンになったほうがいいかもしれません。

中小企業は借入の際に代表者の保証を求められます。「会社=経営者」なんですね。同じ企業でも大企業と根本的に違う。

自分の会社でしょう!
実現したい夢があるんじゃないんですか?
自らを奮い立たせて行動しましょうよ

051114-052322 昨日は、息子が所属する少年野球チームの保護者会と親子大会(子供たちと保護者で試合を行う)があり参加していました。親子大会では、私が投げて息子が打つ親子対決が実現し無事打ち取りました。本当は三振を狙っていたのですがうまく当てられてしまいました(^^;
以前の大会のものですが、そんな息子のバッティングフォームです。

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やる気ってなんだ

やる気って何でしょう?

社長が、従業員に「やる気を出して!」と激を飛ばす場面に出くわすことがあります。でも言ってる本人がやる気の意味をちゃんと理解していない。これでは、従業員の心に響かないですよね。

やる気とは、積極的に行動しようという意欲(心の動き)と定義できます。ここでいう「行動」とは「自発的行動」を指しています。わかりやすく言うとやる気とは、「積極的に自ら行動を起こそうという心の動き」だといえます。こうやって理解すると、次に自発的行動を促すためにはコーチングが必要だろうといった対策ができます。

そして、自発的行動を促すためには行動に結びつくようなわかりやすい言葉で伝えることが大切な要素になります。このブログでも何度か登場していますね。

 顧客満足、戦略的、効率的・・・・・・

経営のいろんな場面で良く使われる言葉ですが、ちゃんと定義(わかりやすい言葉で表現)されていますか?

 「おいおい、なんか難しそうなことを言ってるよ」

と思われるかもしれませんが、言葉の定義はけっこう重要なんですよ。どうしてかというと、言葉を定義しないで使っていても具体的な行動には移せないからです。

 「戦略的に考えて、効率的に物事を進めるんだ」

この言葉だけで、明日から従業員が具体的に行動できますか?まずできないでしょう。行動を起こすためには、

 「○○を何回やる」
 「○○を10%削減する」
 「毎日取引先に行ったら○○をする」

といったように具体的に表現しなくてはいけません。戦略的に考えるとはどういうことなのか、効率的とはどういうことなのかということを定義しておかないと、なるほど具体的にこういう行動をとることなんだと理解できないのです。

書物やセミナーで、読んだり聞いたりした内容を自分なりに解釈して理解すること、そして従業員に自分の言葉で伝えられること、できれば聞いた人がそれを理解できるように表現できれば二重丸。ちゃんと理解できたかどうかを確認することも忘れずに。

051112-201201 昨日の午前中、息子の野球チームの先輩が出場している中学校の野球の試合を観戦してきましたがそこで珍プレーが起きました。ランナーで出ていた選手がコンタクトレンズを落としてしまって、試合を一時中断し皆で探していました。コンタクトレンズは無事見つかりましたが、緊迫した試合の中でのほのぼのとした光景に思わずカシャ。

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どこの何?

機械部品の加工業を営むS氏は、父親が創業者で現在2代目としてがんばっている若き経営者の方です。

しかし・・・

「この部品ははどんな製品のものなんですか?」
「コンベアですよ」
「コンベアのどの部分なんですか?」
「う~ん、よくわからないんです。とにかく来た図面どおりに仕上げてるんですが…」
「では、どんなところにポイントに置いて加工しているんですか?」
「とにかく図面どおりに…」

下請けの製造業では、自分のつくっている製品(部品)がどんな製品のどんな部分に使われているのかを知らないということはよくあることです。まぁこの道20年、30年という職人上がりの社長であれば仕方がないでしょう。しかしこれから会社を担っていく若い経営者がこれでは・・・。

確かに図面どおりにつくればいいのはわかります。しかしその部品が最終製品のどの部分で、どんな動きをしているものなのかを知らないと、どこの部分は精度が必要で、どの部分はさほど精度が求められていないということがわからないですよね。

これがわからないと、とにかく図面に忠実につくるという非効率な仕事をすることになります。求められていない部分に余計な労力と時間つまりお金をかけているんです。これでは儲けられないですね。

もうひとつ言うなら、取引先から1週間後の納期の指定があったとすると、1週間かけてその仕事をしていることがあります。納期の意味を勘違いしていますよね。納期は相手が指定するものだと思い込んでいる。1週間と言われれば1週間、3日間と言われれば3日間・・・。

違いますよね。この加工(製品)であればこれくらいの時間でできるというのが納期です。だから取引企業から1週間という期間をもらったのであれば5日で終わるように工夫する。そして空いた時間は他の仕事を入れる。これが利益を生み出します。取引先には指定された日に納めればいいんですから・・・。

昨日ちょっと飲みながら仕事をしていたら見事に寝てしまっていました(^^;
いかん、いかん。でも眠い・・・。
やりたいことがたくさんあって少しずつかじっては中途半端な状態になっています。ちゃんと優先順位を考えないといけませんね。

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データをとってみると

昨日、グループで経営支援に取り組んでいる焼肉店のデータ分析を行いました。

POSデータから売上分析を、先月1ヶ月間実施していただいた来店客のアンケート調査の結果からお客様分析を行いました。データ量が多く集計作業は大変だったと思います。集計してくれたメンバーには感謝です。

商品アイテムが膨大な上にアンケート結果も結構好意的な意見が多く分析が難航しました。売上が年々減少傾向にあり、その原因は客数の減少であることは明らかなのですが、その原因となる決定的なファクターが見つかりません。

競合店が増えたから、顧客の消費行動が変化したからなどと言って責任転嫁してしまえば簡単なのですが、それでは経営を放棄したようなものです。経営とは環境に適応することですからね。

ちょっと気になるのは、経営者の方が自分で強みだと認識していたことがデータでは思ったほどではないこと。積極的にアピールしていないからなのか・・・。

これからまた各種データやヒアリング結果、アンケート結果とにらめっっこです。

051110-214059 今回のメンバーと支援している焼肉店で焼肉を食べました。焼肉店なのになぜかキムチ鍋が出てきてビックリ!良かれと思って用意してくれたんだと思いますが、鍋で腹が膨れてしまい肝心の肉の分の余力が・・・。それでもちゃんと食べましたよ。もう入らないっす。

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好きなことでいい?

報道等でご存知の方も多いと思いますが、大手メーカーの技術者の傍ら夢を追い続けた35歳の瀬川晶司さんが、将棋の編入試験対局を制して晴れてプロ棋士になりました。

年齢制限で道を断たれながらも、連盟に嘆願書を提出して厚い壁に挑み見事合格。その瀬川さんが「好きなことを仕事に出来ることは幸せ」と語っています。この言葉に深く共感した方も多いのではないでしょうか。

やっぱり「好きなこと」を仕事にしたほうがいいのでしょうか?

「好きなこと」は「興味のあること」と捉えることができます。興味があれば、時間やお金をかけて知識を深めたり、ノウハウを吸収しようという意欲が湧きます。吸収するスピードも断然速いでしょう。ということはやっぱり「好きなこと」(興味のあること)を仕事にするほうがいいという結論になりますね。

ただ、好きだと言っても必ずしも成果をあげられるとは限りません。好きなだけにその仕事に携わっていることだけで満足してしまう可能性があります。これではお客様のお役に立てず、仕事で成果をあげることは困難です。

そこで「好きなこと」にスパイスを加え、「得意なこと」に仕上げる必要があります。得意なことであればその知識や技能を発揮してお客様のお役に立つことができるでしょう。

「好きなこと」を「得意なこと」に変えるスパイスとは・・・。
それはズバリ投資です。どれだけの時間とお金をかけたかということです。さらにいうならそれを効率よくできたかどうかです。

効率よく投資しないと、どれだけ時間やお金があっても足りません。だから、どうなりたいのかというビジョンが明確になっている必要があります。ビジョンがあるから最短距離でその方向へ進むことができるのです。ビジョンについてはこちらを参考にして下さい。

051109-224613 支援させていただいている工場に大きなレーザー加工機が入りました。今まで小さな町工場という感じでしたが、まるで違う工場に様変わりしたみたいです。心なしか社員も活き活きと働いているような気がします。やはりイメージって大切ですね。

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伝わるように

昨日の若手経営者の経営勉強会でわかりやすい表現で自社を伝えるということを考えました。

何で覚えられたいか?

ということです。小さな会社であってもブランディングは大切な要素です。会社や提供する商品、サービスをブランド化していく過程においては、それを何でイメージさせるかということが大切だと思います。簡単に言うとお客様に覚えてもらうことです。

覚えてもらうためには、わかりやすくなくてはいけません。複雑な言い回しや表現では、すぐに思い出だせません。結局何かを購入しようとしたとき、頭の中では「○○だからこのお店にしよう」と無意識のうちに理由を考えています。この○○の部分で思い出してもらうことが必要なんですね。

そのために企業はチラシやテレビ、ラジオ等で「○○だったらこれですよ」と繰り返し周知し、覚えてもらおうとしているのです。ただ、ここで注意していただきたいことは価格や商品ラインナップを周知してはいけないということです。

「どこよりも安く」「商品の豊富さでは地域一番」と掲げられるのであればそのように周知し認知してもらえばいいのですが、価格や商品の豊富さでは大手企業にかないっこないんですよ。

となれば、それ以外でお客様のお役に立てることは何かを考える、どんなことで客様の問題を解決できるのか、欲求を満たせるのかを考えて、わかりやすい言葉で表現し、周知していくことが大切です。

昨日のメンバーも上手く表現してくれるといいんだけどなぁ。ヒントは提案したつもりなんですが上手く伝わっているでしょうか・・・。

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リスクを取る勇気

明日からどちらかの道を進みなさい。

A.これまでと同じ繰り返しの仕事
B.これまで誰もやったことのない仕事

Aは、前例がありマニュアルもある。そのとおりこなしていれば問題なく仕事ができる。Bは、前例がなくマニュアルもない。自分で仕事を創っていかなくてはならない

さぁ、あなたならどちらの道を選びますか?

Aを選ぶ人はサラリーマンでいるほうが無難でしょう。社内にはマニュアルや先輩、上司の経験則があり、それに沿って仕事をしていれば大きな外れはないですね。リスクが小さい代わりに、リターンも期待できません

起業家や経営者はBを選ぶことになるでしょう。なぜなら自分で仕事を創り続けなければならないからです。なので、前例のないことにチャレンジし続けること、これに喜びを感じるくらいの気構えが必要です。リスクが大きい代わりに大きなリターンを得ることが可能です

1年ほど前になりますが、アグリビジネスで急成長している青年経営者の方の話を聞く機会がありました。その青年経営者の言葉がずっと頭の中に残っています。

「リスクを取らない限り利益は生まれません」

リスク(困難)を避けようとしている限り、利益は生まれないというのです。楽なほうへ流れてしまってはいけないということですね。

ヤンキースの松井秀喜選手もあるイベントで、逆境に立ったときどう乗り越えるかと質問され、

「迷ったときはあえて厳しい方に行く。自分から困難に立ち向かう」

と答えていました。プロ野球のスターの座という安住の地から、あえて海を渡り、いばらの道を進んだ松井選手だけに説得力があります。

自分で勝手に限界をつくり、その限界を超えないように日々を過ごしていたのでは成長はありません。限界点そのものを日々更新していくつもりで毎日を過ごしていきたいですね。

今日のランチは久々にマックへ。ハンバーガーとポテト、ホットコーヒーのバリューセットを注文したのですが、高校生のときはハンバーガーだけでも3つくらい食べていましたね。あんな食生活を続けていたら今頃は・・・。おぉこわっ。

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あなたのことはどうでもいい

誰かに話しているうちに、自分の頭の中の考えが整理されてくるというような経験はありませんか?

お客様だって話したいんですよ!

このことを理解していないために、一生懸命自分や会社のこと、商品、サービスについて話そうとする人がいます。お客様はあなたのことや会社のこと、ましてや商品やサービスのことなんてどうでもいいんです。

お客様が興味があるのは「自分」のことだけです。自分自身、そして自分の家族のことなんです。そして、お客様は自分のことを話したいと思っています。

そう考えれば、打つ手はひとつです。そう、話を聴いてあげることです。「聞く」(hear:耳できく)ではなく「聴く」(listen:耳を傾ける)、つまり「傾聴」です。身を入れて聴く、全神経を集中させて聴くことです。

もし、話し相手があなたの話に全神経を集中させて、あなたの発する言葉ひとつひとつに興味を示して共感してくれたらどんな気持ちになりますか?きっと自分が尊重されているという安心感と信頼感が生まれてくると思います。

このように「傾聴」は、どんなお世辞よりも効果があります。お客様に安心と信頼を与えることができます。また、クレームに対してもこの「傾聴」は威力を発揮します。どんなに吠えても辛抱強く、しかも身を入れて真剣に聴いてくれる人に対しては、猛犬もおとなしくなるものです。

自分(会社や商品、サービス)に興味を持って欲しければ、まず、こちらがお客様に興味を持たなくてはいけない話し上手は聴き上手ですね。

051106-204919 最近「和」に興味があります。つまり日本的なものや文化ですね。陶器や工芸、木造建築など、和のテイストに惹かれています。同時に「気合」や「根性」といった今の日本では古くさいと言われるような言葉にもグッときます。やっぱり日本人なんですかねぇ。

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公表すると・・・

匿名性の高いインターネット上において、実名や写真などを公表することの意味を考えてみました。

やっぱり一番は、そのホームページやブログの信頼性が増すということがあるのではないでしょうか。実名や顔をさらけ出しているわけですから、ごまかすことはできません(守秘義務の関係上、業種など内容に手を加えていますが架空のものではありません)。

あとはサイトに訪れる方との距離感も縮まるということもあるかもしれません。○○さんてこんな顔した人なんだぁと親近感が持てます(たぶん)。

インターネットでのコンタクトは取っ掛かりに過ぎません。結局はバーチャルな世界ではなく、リアルの世界で実際に顔を合わせることが大切。そこからコミュニケーションが深まるということが多いのではないでしょうか。オフ会と称して顔合わせの機会をつくることが多いのもそのためでしょう。

メールや掲示板などのやり取りで信頼性を高めることも必要ですが、やはり顔の見えるお付き合いが大切なのかなぁと感じている今日この頃です。

というわけで、写真の掲載に続きまして、ハンドルネームの「ジロリッチ」を改め、実名で勝負にでました(なんの勝負やねん)。
文体もちょっとやわらかく・・・(^^;

皆様、今後とも飯山晄朗を宜しくお願いいたします。
プロフィールも更新しましたので見て下さいね。
って、顔写真のリンクが切れてる~っ。なぜ?昨日まで表示されていたんだけどなぁ。

051105-210100 久しぶりに家族で遊園地に出かけました。1,000円で乗り放題とあってすごい人だぁ。写真は順番待ちの息子(小学4年生)と娘(小学2年生)の後姿です。特に息子は午前中のハードな野球の練習なんてどこ吹く風。結局すべて制覇して大満足の二人でした。

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インパクトねぇ

資金調達の相談で県庁の近くまで来たので、ちょっと寄ってみようと経営革新認定窓口の担当者のところへ。
先客がいたにも関わらず、切り上げて応対していただきました。ありがとうございました。

現在、製造業の経営革新の認定を模索していて、何かタネとなるヒントをもらえないかと相談を持ちかけました。下請企業なので新たな製品の開発というのはちょっとなじまないような気がするし・・・。

どうも加工の技術やノウハウがあるかどうかがポイントになりそう。そういえば、製造業の方ってどうしても自分の技術やノウハウを隠そうとしますよね。他社に知られると仕事を持っていかれるという強迫観念が働いているのでしょうね。

となると、どこまで踏み込んで教えてもらえるかが勝負の分かれ目になるのかな。

  • 当社の自慢できることは何?
  • なぜ当社に仕事が来るの?
  • 他社にないものがあるとするとそれは何?

こんな質問を皮切りに掘り下げていってみよう。きっと何かあるはず。その中で「おぉーっ」というインパクトのある何かが見つかるといいんだけどね。楽しみだなぁ。

051105-051001 県庁の最上階(19階)にある展望スペースから望む金沢市内の様子です。新しい県庁ができて数年経ちますが初めて昇りました。高所はちょっと苦手です(^^;

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地域一番店を目指しています

素晴らしいビジョンだ。
と言いたいところだが、ちょっと待ってほしい。
このビジョンで、目指すべきあるべき姿が明確になったと言えるだろうか

「地域一番店」は素晴らしいビジョンだ。しかし、何で一番になるのかが見えない。これではこのビジョンに向かって何をすればいいのかわからないだろう。

同様に、「顧客満足一番店」なんて掲げているお店もある。一体何で顧客満足を得ようとしているのだろうか。

  • 具体的にイメージできない
  • すぐ理解できない
  • 即行動に移せない

このようなビジョンでは目標設定もできない。目標はあくまでビジョンに向かって走っていく中で、クリアすべきゴールだからだ。
目標設定があいまいなら、目標達成のためのアクションプランはあってないようなもの。

もっと具体的にもっと絞り込んで、喜んでいただきたいお客様をイメージして考えてみよう。

051103-170453 小学2年生の娘の書写が校内で入賞し、公共施設に展示してあるというので家族で観に行ってきました。他の子の作品と比較して「力強さは一番だね」なんてカミサンと二人で親バカ振りを発揮してました。

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足かせになっているのは

過去の成功体験である。「経営革新が必要だ」と言っておきながら、相変わらず従来と何ら変わらない事業展開を続けている企業が多い。どうしても過去の成功体験が捨てられない。これは今までの自分の仕事を否定されているといったネガティブな思考に陥っているからなのかもしれない。

「どうしてもこの部分は外せない。これがわが社の存在意義なんだ」

と言って譲らないこの道30年のベテラン管理者。これまで、SWOT分析を行い、現在の強みと弱み、そして機会、脅威を洗い出し、今後の方向性を導き出した。それからポジショニングマップを作成し、当社と競合他社の現在の位置づけを明確にしていき、目指す方向性の確認を行った。

このようなプロセスを踏み、当社の新しいミッションビジョンができあった。これから取り組むべきことが明確になったのだ。そうなると当然、捨てるべき(力を入れない)分野も明確になる。先の管理者はそのリストラクチャリングの対象分野の管理者でもあったのだ。

自分の今までの仕事を否定されている、しかも今後自分の仕事がなくなるかもしれないと自己防衛の心理が働き、先の発言につながったのだと思う。

経営革新を行うということは、今までの成功体験を一度忘れて、ゼロベースで再度積み上げていく作業になる。柱となるミッションとビジョンが明確になれば、当然それに照らし合わせて、やるべきこととやらないことを決めていく。中小企業は経営資源が限られているので、あれもこれもと手を出していては資源が分散され、結局どれも中途半端な取り組みしかできず、成果をあげることは難しい。

このことは皆さん理解されるのだが、いざ自分がリストラクチャリングの対象となると動揺してしまう。自分は切られるのではないかと怯えてしまう。これはリストラ=首切りのイメージがあるからだ。リストラクチャリングは、事業を再構築することなので首切りとは違う。

ビジョンに向かって戦略が決まれば、その戦略を遂行しやすいように組織を再編する必要がある。その管理者の方にもやってほしい仕事があるはず。そこでは今までの経験とノウハウを活かしていくこともできるはずだ。

この会社では、これからビジョンに向けた目標を数値化し、バランススコアカードのフレームワークを使って戦略を構築していく。バランススコアカードについてはまた後ほど。

051103-044508 昨日、気の合う仲間と一杯やってきました。先日行った健康診断の結果、生活習慣を少し改善しなくてはいけないので、お酒と脂っこい食事はなるべく避けようと思っていたのですが・・・。結局ラーメンまで食べてしまいました(^^;

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OUR POLICY

先週のビジョンをテーマにしたセミナーの中で講師が紹介していたアメリカのスーパーマーケットStew LeonardのOUR POLICY

RULE1
THE CUSTOMER IS ALWAYS
RIGHT!

RULE2
IF THE CUSTOMER IS EVER
WRONG,REREAD RULE1

Stew Leonardでは、この言葉を刻んだ石を入り口に設置して、お客様に自分たちの姿勢を宣言している。

訳すと

ルール1
お客様はいつも正しい
ルール2
もし、お客様が間違っていたら、ルール1を読み直しなさい

となる。

そのまま読むと、お客様の言うことは絶対であり、何でも言うことを聞きなさい、というように受け取れる。しかし、もっと深いものがあることは間違いない。

このOUR POLICYの意味を良く考えてみると、お客様の言葉に耳を傾けなさいと言っているように思える。コーチングで言うところの「傾聴」である。

お客様は何を望んでいるのか、なぜこう言っているのか、を把握することが大切である。これはじっくり話を聴くこと(態度も示す)でしかできない。しっかり聴いているからこそ適切な質問もできる

返品を要望するお客様、クレームを言ってくるお客様もいるだろう。自分のお店にとって都合の悪いことだからと、くさいものにはフタをしろというような考えで対応していてはいけない。

私の話を聴いてくれる(私のことを認めてくれている)

このことに人間は喜びと親しみを感じるものなのだ。

051101-223045 ついにゴルフデビュー!といっても打ちっぱなしの練習場ですが・・・。見よ!この豪快な野球スイングを(^^;
やっぱり変なところに力が入っているのか、手のひらや指の筋肉がつったようになっています。まだまだ道は遠いですね。

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知的財産を守れ(3)

(1)で述べたが、職員数は限られている。ほとんど機械的に処理しているのが現状ではないだろうか。その中でキラッと光るものがないと目に留まりにくい。だから見せ方、書き方が重要になるのだ。

どういう風に書けば通りやすいか、どのような切り口にすればより権利の守備範囲が広くできるか、というところが本来のノウハウ部分である。これは本には記載されていないことが多い。やはりそこは弁理士のノウハウである。餅は餅屋だ。

知的財産(技術やノウハウ)の保護は、今後さらに重要な経営課題となるだろう。ここであえて、特許や実用新案のような権利を指す、知的財産権と書かなかったのにはワケがある。

誰でも思いつきそうな技術やノウハウの場合、特許や実用新案に登録して保護することは可能だ。しかし、これらに登録するということは、技術やノウハウを公開することになる。つまり誰でも見ることができるので、少しアレンジして市場に投入することが可能だということだ。

我が社の汗と涙の結晶である技術やノウハウを守るために特許を取得したのだが、大手企業はそんなことはお構いなしに同じ技術を使って商品を出してくることがある。

「特許を取得しているのになんで?」

と不思議に思うだろうが、知的財産権を取得しているだけでは、実は守れないのだ。権利を主張し裁判を起こして勝訴する必要がある。裁判を起こすにもお金がかかる。しかも裁判が長期化すると時間も取られる。実際は割りが合わないことも多い

だから、なかなか思いつかないようなノウハウ、技術については、これらの知的財産権の登録を行わずに、人知れず事業を展開していくというのも戦略的には有効だ。また、あえて大手企業と手を組むという戦略もある。

29s週末の天気がウソのように今日はいい天気。でも気温は低く朝晩はめっきり寒くなりました。日曜日に飲んで騒ぎ過ぎたのか、月曜日の朝起きたら喉がガラガラ。おまけに布団を着ていなかったのか悪寒が・・・。気をつけなくちゃ。

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